送信系フォルダと受信系フォルダ

 新しいフォルダを作るときや、フォルダのキャッシュ(*.fld)が壊れたときに、チェックボックス付きのダイアログで「送信系の時はチェックしてください」と訊かれます(設定によっては訊かれないこともあります)ので、ここでチェックを入れればそのフォルダは送信系フォルダとなります。チェックを入れなければ受信系フォルダとなります。

 特に理由がない限り、受信系フォルダとして使えば問題ありません。

 送信系フォルダの中に入っているメールは、ダブルクリックなどで選択したとき、「表示」ではなく、「編集」として扱われます。また、ステータス変更も、未送信←→送信のトグル動作になります。そのほか、フォルダ内の表示の「相手」が、送信系の場合はデフォルトで送り先(To:)になるという違いもあります(送信系でないときは送り主(From:)になります。

 ただし、新しく作った送信系フォルダでは、送信や送受信で中のメールを送信することは出来ません。これら操作の対象となるフォルダは、Out.fldのみです。よって、送信系フォルダは、Out.fldにたまった送信済みメールを別フォルダで保存しておきたいときなどに使用するためのものです。

 設定[ファイル・フォルダ]にある「送信済みメール用フォルダ」を設定することで、送信後のメールを移動を自動的に行うこともできます。

 また、受信系フォルダを送信系フォルダにしたいとき、その逆をしたいときは、メニュー[フォルダ(F)→送信/受信系変更(A)]で変更することが出来ます。