[添付] テキストとして扱う拡張子

 ファイルを添付するとき、テキストとして扱うファイル及びその扱いについて設定します。
この設定は再起動しないと反映されません。

 デフォルトでは
MIME;.DEN8;.UUE,x-uuencode;.B64,Base64;.QP,quoted-printable
が設定されています。

基本機能

 テキストファイルとして扱うファイルの拡張子を;で区切って列挙します。テキストファイルはMIMEエンコードせずに添付されます。

注意

MIMEエンコードされない場合、本文と同様に一行の長さに制限が発生します。

マルチパートにせず本文に追加する

 MIME; と先頭に書くと、テキストファイルを添付するときもパートを作成し、マルチパートメッセージにします。
これがなければ、添付しようとしたテキストファイルは本文の末尾にMIMEエンコードされずに挿入されます。

エンコード済のファイルを添付する

 テキストファイルはMIMEエンコードせずに添付されます。
これを利用して、Base64やそれに類する方法で「エンコード済のファイル」を用意しておいて、そのままマルチパートメッセージのパートにすることができます。

 この場合、拡張子に続けてカンマで区切って Content-Transfer-Encodingに記述されるべきエンコード方式 を指定することができます。
指定した文字列はそのままMIMEヘッダ(Content-Transfer-Encoding:)に記述されます。

 Content-Type:Content-Typeで設定した拡張子から検索します。見つからなければbinary/octet-streamです。

 デフォルトでは、拡張子.B64をBase64の.UUEをuuencode、.QPをquoted-printableでエンコードされているファイルとして添付します。

sample.exeをuuencodeしたsample.exe.uueというファイルを添付すると、uuencodeでsample.exeを添付することができます。

この時のパートのヘッダは以下のようになります。

Content-Transfer-Encoding: x-uuencode
Content-Disposition: attachment; fileneme="sample.exe"

サポートしていないエンコーディングの添付ファイル拡張子

 マルチパートダイアログを開くとき、サポートしていないエンコーディングの添付ファイルの拡張子もこのリストから得ます。

Content-Type設定とこの設定のいずれからも該当する拡張子を得られない場合.uef (unknown encoding file)となります。

 たとえば、デフォルトではx-uuencodeの場合.UUEファイルとして取り出すことが出来ます。


参照